ニキビ対策
一般的に「オイルクレンジングは乾燥しやすい」と言われていますが、
油脂クレンジングは決してそんなことはなく、
オイルなのでメイクは意外なほどスッキリ落ちるのに、
主成分の油脂分が保湿成分として働くため洗い流し後に乾燥しにくいという
不思議な特徴を持っています。
(ただし、原材料が高価なので市場にはほとんど売っていないというのが弱点…)
そんな馬鹿な!と思うかもしれませんが、
お勧めの商品も沢山紹介しているので気になる方はとりあえず試してみると良いと思います(^-^)
個人的には油脂クレンジングは数あるクレンジング種類の中で最も汎用性が高く、
しっかりメイクの方にも、薄めメイクの方にも、敏感肌の方にも、強靭肌の方にも、
毛穴が気になる方にも、幅広くお勧めできるものです。
ぜひみんな使うべき!!…とすら思っているのですが、、
そんな中で忘れてはならない、重要な注意点があるんですね。
それは、「油脂」は「ニキビ」の原因になりやすいということです。
◎「ニキビ」と「油脂」は相性が悪い?
そう、
有名な話ですが「油脂」は「ニキビ」の原因になりやすいという特徴があります。
これは、油脂の成分は「皮脂」の主成分でもあり、
皮膚常在菌によって分解される特性があるのでニキビの原因であるアクネ菌の餌ともなりますし
分解して生成した遊離脂肪酸などが皮膚刺激物質として働くことでニキビを悪化させてしまうということもありえます。
ですので、
僕自身ニキビ肌質の方には油脂を用いたスキンケアをするのは基本的に推奨しておらず、
そもそも油脂に限らず乳液やクリームなどで油分そのものを補給することを推奨してません。
なので、
「ニキビ肌質なのですが油脂クレンジングは使えますか?」
という質問が出てくるのは当然のことです。
クレンジングなのでスキンケアとは異なり油分残存量は少ないのですが、
実際、油脂クレンジングは場合によってはニキビ肌質の方にはリスキーな選択肢といえます。
◎しかし、「油脂クレンジングでニキビが出来にくくなった」という人も多い!?
でもでも、実は僕はニキビ肌質の方にも油脂クレンジングを推奨したいと思っている部分もあるんですよね。
というのは、これまでずっと油脂クレンジングをお勧めしてきて、
かなり多くの方からお聞きしているご感想で
「油脂クレンジングにしてからニキビが出来にくくなりました!」
というお声を本当に沢山頂いているんです。
実は僕の家族(兄弟のお嫁さんの妹さん)にも、実際に油脂クレンジングを始めてから一気にニキビが出来にくくなった家族がいます。
ブログとかYouTubeとかツイッターでもコメントとかでお知らせしてくださる人も沢山いらっしゃいます。
以前には、イベントでお顔を出してくださって「本当に良くなった」というお声を聞かせてくださった方もいらっしゃいます。
だから、油脂クレンジングはニキビ肌質の方は使い方の面で注意すべき点が幾つか実際にあるのですが、
それらの点をしっかり対処すれば、むしろニキビ肌質の方にも良いのではないか?と考えています。
本来、ニキビにとって油脂は敵のような存在にも関わらず、
どうしてそのようなことが起こるのか?
僕の現在の考えをまとめてみます。